
インプラント治療では、治療期間中の歯の見た目をカバーする(“歯がない”期間を避ける)などの目的で、仮歯を入れることがあります。
今回は、インプラント治療中に入れることがある「仮歯」について、見た目・入れるタイミング・期間、および、食事における注意点のご説明です。
目次
■仮歯の見た目はどんな感じ?
◎プラスチック樹脂(レジン)でできているため、本歯のセラミックと比べると、自然さ・耐久性に劣ります
インプラントの仮歯の主な素材は、レジンというプラスチック樹脂です。
プラスチック樹脂でできているため、本歯となるセラミックと比べると、インプラントの仮歯は自然さ・耐久性にやや劣ります。
仮歯は自然さ・耐久性に劣りますが、まったく不自然な白さに見える、といったことはあまりありません。目を凝らしてジーッと見ると、「少し不自然かな」と感じる場合もある、という程度であるケースが多いです。
仮歯はあくまでも、インプラントの治療期間中のみに用いる「仮の歯」であることを、ご認識いただければ幸いです。
■仮歯を入れるタイミング
◎患者様や症例によって仮歯を入れるタイミングが異なります
インプラント手術後、いつ頃、仮歯を入れるかについてですが、患者様や症例によって仮歯を入れるタイミングが異なります。一概に「いつ頃、仮歯を入れます」とは言えないのが難しいところです。
一概には言えないのですが、一般的には、
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インプラント手術から2週間前後(抜糸の時期)
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インプラント手術から2ヶ月前後(インプラント体と顎の骨の骨結合が安定し始める時期)
などのタイミングで仮歯を入れることがあります。
{仮歯を入れない(入れられない)ことも}
上記のタイミングは目安です。患者様や症例によっては、歯周組織へのダメージを防ぐために、本歯をつけるまで仮歯を入れない(入れられない)ことがございます。
■仮歯の期間はどれくらい?
◎下顎は3~4ヶ月前後、上顎は5~6ヶ月前後、仮歯でお過ごしいただくことがあります
インプラント治療における仮歯の期間についてですが、患者様や症例によって仮歯を入れている期間が異なります。
一概には言えませんが、目安の期間としては、インプラント手術後に仮歯を入れたときは、本歯を入れるまでのあいだ、
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下顎は3~4ヶ月前後
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上顎は5~6ヶ月前後
仮歯でお過ごしいただくことがあります。なお、上記は目安の期間です。
■インプラント手術後の食事における仮歯の注意点
◎仮歯では、積極的に食べ物を噛まないようにしましょう
インプラント手術後に入れることがある、仮歯。仮歯には、食事における「注意点」も。
仮歯では、積極的に食べ物を噛まないようにしましょう。
仮歯で積極的に食べ物を噛むと、不安定な状態の患部に噛む刺激が伝わってしまい、インプラント体と顎の骨の結合がさまたげられるおそれがあります。
特に、焼肉やお刺身などの弾力のある物、硬い物は仮歯で噛まないように気をつけましょう。
仮歯で弾力のある物や硬い物を噛んでしまうと、インプラント体と顎の骨の結合がさまたげられ、インプラントの再手術(手術のやり直し)が必要になることがあります。
{仮歯の役割}
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インプラント手術後の“歯がない期間”をできるだけ避け、歯の見た目をカバーする
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仮歯を入れることで、周りの歯や歯周組織との適合の仕方を確認し、本歯の人工歯を作製する際の参考にする
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インプラント手術の創口をカバーし、創口からの細菌感染のリスクを減らす
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本歯を入れるまでのあいだ、仮歯を用いることで歯並び・噛み合わせの乱れを防ぐ
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本歯を入れるまでのあいだ、「ある程度」、歯の噛む力を補う(仮歯では、積極的に食べ物を噛まないようにしましょう)
【インプラント治療に関するご質問・ご不安がある方はお気軽にご相談ください】
粟田歯科医院では、すべてのインプラント治療は院長がオペを行います。
ISOI(DGZI)の指導医・専門医の資格を持つ院長により、安全性と正確性を高めたインプラント治療をご提供いたします。顎の骨を増やす骨造成、および、治療期間を短縮できる抜歯即時インプラントにも対応可能です。
「顎の骨が薄く、インプラントをあきらめている」
「歯周病で口の中がガタガタな状態でも、インプラントはできるのか知りたい」
など、インプラントやお口のことでお困りの方は当院までお気軽にご相談ください。相談費は無料です。カウンセリングのご予約はお電話・WEBにて承っております。
