インプラントについて
歯を失ってしまった場合に
行います
インプラント治療とは、チタンなどで作られた人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。どうしても目立ってしまう部分の歯が欠損してしまった方や入れ歯での治療ができない場合など幅広いニーズに対応することができる治療方法です。インプラントを骨に固定するため、自身の歯のように噛むことができ、入れ歯やブリッジのように周囲の歯に負担もなく、取り外してお手入れをする煩わしさもありません。
このような場合はご相談ください
- ケガで歯を失ってしまった
- 入れ歯がすぐにずれてしまう
- 入れ歯の見た目が気になる
- 歯周病で歯がボロボロになってしまった
当院のインプラント治療
ISOI国際口腔インプラント学会専門医・
指導医
DGZIドイツ口腔インプラント学会
日本支部専門医・指導医による
精度の高い
インプラント治療を提供します
インプラント学会専門医・
指導医
としての豊富な経験
当院の院長はISOI国際口腔インプラント学会専門医・指導医、DGZIドイツ口腔インプラント学会日本支部専門医・指導医の資格を持っており、患者さまの身体や歯に負担をかけないことを第一に考え治療を行います。
これまでの豊富な経験を元に、現状はもちろん、将来的にも患者さまの負担にならない治療をご提供させていただきます。
インプラント指導医とは
学会が認めた学術大会や研修会などに参加し、試験に合格してインプラント医療に関し適切で十分な学識と経験を有すると認められ、認定医条件をすべてクリアすると認定医となります。認定医となったあと、さらに深い学識と技能を有する医師に交付されるのが指導医です。指導医には、インプラントの長いキャリア、症例数などの厳しい条件があります。
セミナー研修で
技術を学び続けています
世界と比べると、日本の歯科医療はまだまだ遅れています。インプラントも予防処置も、海外のほうが格段に進んでいます。インプラントは10年、予防処置は30年遅れているとも言われています。それにはさまざまな原因があるのですが、その不利益を被っているのは患者さまであり、それはとても悲しいことです。
当院では、セミナーには積極的に参加し、先端の技術を学び続けています。世界水準の歯科医療を実践することにより、みなさまのお口の健康を向上させ、より良い人生を送るお手伝いができることを心より願っております。
治療の幅を広げるために日々の研鑽は怠りません
患者さまに適切な治療を施すためには、歯科医師がそれに応えるだけの選択肢を持ち合わせなくてはなりません。いくら経験を重ねても、日進月歩の歯科医療に対して常に学ぶ姿勢を忘れては、先端の治療技術を提供することはできないでしょう。当院では、先端の歯科技術の習得には情熱を持って取り組んでいます。患者さま一人ひとりのご要望にお応えすべく、今後も”治療の引き出し”を増やしていきたいと思っています。今後も患者さまのために、治療の選択の幅を広げる努力を続けていきます。
ISOI国際口腔インプラント学会への参加
当院の院長は現在もなお、インプラント治療のさらなる研究のため、国際口腔インプラント学会に参加しております。これからも一層勉強に励み、患者さまの満足度を高めていけるような知識を習得していきたいと思います。
ISOI国際口腔インプラント学会とは
国際口腔インプラント学会「International Society of Oral Implantology」は、患者さまの利益と安全を常に考え、学会員の知識の向上に貢献できる場を提供し、歯科医療の発展に大きく寄与することを目標とする組織です。ヨーロッパにおいて最大最古の歴史を持つインプラント学会「DGZI」の日本支部も併設しています。
他院で治療を断られた方も
ご相談ください
当院の院長は、日本でも数少ないISOI国際口腔インプラント学会専門医・指導医であるため、他の歯科医院では治療ができない症例や大学病院でしか治療を行うことができない難症例にも柔軟に対応することができます。インプラント治療でお困りの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
インプラント専用の
手術室を完備
インプラント治療において、手術中の感染対策が非常に重要になります。感染対策が不十分だと、治療部分が細菌に感染してしまい、炎症を引き起こす可能性があります。これらが原因となり、インプラントと骨が接合しなくなったり、埋め込んだインプラント体が抜けてしまう恐れもあります。そのようなことが無いように、感染対策に配慮した手術室を完備し、より安心できる治療をご提供しています。
こだわり抜いた
インプラントメーカーを使用
当院では、多くの治療実績がある歯科医師が日本人の顎の形状に適したインプラントを使用しています。また、患者さま一人ひとりの顎の形状や骨の状態によって使用するインプラントメーカーを変えて治療を行っています。
安心の保証制度
安心してインプラント治療を行っていただくため、当院では10年以内の保証期間を設けています。上部構造は7年までの保証、それ以後は10年以内でしたら年数によって保障内容は変わりますが、責任を持って対応させていただきます。保証期間後も、3年間は50%保証となります。ただし、定期的なメンテナンスに通われていることが条件となりますので、インプラントの保証制度については、お気軽にお問い合わせください。
先端のレーザー治療器を導入
インプラント手術時の切開や殺菌、治癒を促進する効果が期待できる「ウォーターレーズMD(レーザー治療器)」、抜歯後すぐにインプラント体を埋入する際などに歯周病菌を殺菌するために使用する「ぺリオウェイブ」など、他院ではあまり置いていない機器を使って、質の高いインプラント治療を実現しています。ウォーターレーズMDは、名品自動車Mercedes Benz AMGとアメリカ航空宇宙局NASAが開発の全過程を提携して開発した製品で、歯ぐきや歯、骨までも削ることができる治療器です。痛みが少なく、治療時間が短いのも特徴です。
安全な治療を実現する機器
歯科用CT
CT撮影装置とコンピュータ処理により、撮影データを3次元的に構築し、骨の状態などを正確・高精度に診断できる装置です。これにより、従来の一般的な歯科用レントゲンでは判別が難しかった骨の厚みや密度までも簡単に計測できるようになり、より高度な治療が可能となりました。
バリオサージ
ピエゾサージェリー
バリオサージ(外科用超音波骨切削器)、ピエゾサージェリーは、インプラント手術を安全・確実に行うためには欠かせない道具となってきています。血管や神経などの軟組織を傷付けることなく、骨だけを切削できる道具です。
生体モニター
手インプラント手術や抜歯の際に、血圧・脈拍・血中酸素飽和度・心電図などを同時に把握できる機器です。全身の状態を迅速に把握しながらの治療が可能ですので、特に心臓疾患などの有病者の方や高齢の方、治療に不安をお持ちの方も安心して治療を受けることができます。
インプラントの
メリット・デメリット
MERIT
メリット
食べ物を
しっかり噛んだり、
味わうことができる
見た目が美しく
審美性に優れている
発音障害がなく
きれいに発音できる
周りの健康な歯に
悪い影響がない
DEMERIT
デメリット
外科手術を伴う
治療期間が長くなる
歯を磨く習慣がない方や、
毎日のメンテナンスが
難しいと不向き
自費診療の為
費用負担が大きい
他院で治療を
断られてしまった方へ
骨造成にも
対応することができます
インプラント治療を行うには、衝撃を受け止めるのに十分な骨が必要です。骨の量が少ないままインプラントの埋入手術を行ってしまうと、噛むと痛みを伴ったりすぐに壊れてしまったりなど様々なトラブルを引き起こしてしまいます。当院では、骨の量が少ない方にもインプラントの材質に工夫をし、極力骨造成をしない方法で治療を行いますが、非常に骨が少ない場合は骨造成での治療をご提案させていただきます。
サイナスリフト
上顎と上顎洞が狭く、ソケットリフトが適応できない場合に用いる方法です。上顎洞の横の歯ぐきを露出させて、上顎洞を直接上げて確保したスペースに人工の骨補填材を入れていきます。
ソケットリフト
サイナスリフトと同様に、上顎の骨が少ない場合に、骨に置き換わる補填材填入処置をする手術です。ソケットリフトは骨の厚みが3mm以上の場合に行われ、それ以下の厚みの場合はサイナスリフトが採用されます。
抜歯即時インプラントにも
対応しています
抜歯即時埋入とは、歯を抜くと同時にインプラントを埋め込む手術です。治療期間が通常の半分で済むといったメリットがありますが、非常に精密で難しい治療です。骨密度が低かったり骨の厚みが少ない方には対応できないこともあります。
治療の流れ
治療費
項目 | イメージ | 内容 | 金額 |
---|---|---|---|
相談料 | CT撮影をすることで、より正確なインプラント診断が行えます。 | 無料 | |
インプラント | 上部構造 ハイグレードスーパーナチュラルジルコニアステイン・アバットメント・CT撮影・ホワイトニング料金含む |
370,000円 (税込407,000円) |
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骨造成手術 |
ソケットプリザベーション 抜歯をするときに骨をできるだけ吸収しないようにする手術です。 |
25,000円~35,000円 (税込27,500円~38,500円) |
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GBR(骨増生手術/1部位/4歯以下) 骨を増やす手術です。 |
50,000円~100,000円 (税込55,000円~110,000円) |
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ソケットリフト(1か所) 上顎洞に骨を増やす手術です。 |
50,000円 (税込55,000円) |
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サイナスリフト(1ブロック) 上顎洞に骨を増やす手術です。 |
200,000円(税込220,000円)/1歯 ※同時手術において2本目以降は50,000円(税込55,000円)/1歯 |
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歯肉移植 | インプラントの周りに動かない硬い歯ぐきが不足している場合、磨きやすく歯周病になりにくくするために行います。 |
50,000円 (税込55,000円) |
デンタルローンのご利用で
お支払いやすく
インプラント1本407,000円を60回の分割払いをした場合の金額(利率3,9%)
よくあるご質問
インプラントの噛み心地はどうですか?
入れ歯の場合、噛む力は天然歯の5分の1程度で、食べられるものにも制限があります。
インプラントの噛む力は、天然歯とほぼ同じ程度に固い物も噛み切ることが可能になります。
歯がほとんどない状態でもインプラントは可能ですか?
歯がほとんどない、あるいは1本もない場合でもインプラントによって固定性の歯を作ることができます。例えば6~8本のインプラントを入れれば、完全な歯列を再現させることも可能です。また2本程度のインプラントを入れ磁石などを使って入れ歯を安定させる方法もあります。
治療期間中、食事は普通にとれますか?
数日間は軟らかいものを食べていただき、その後は、普通食が食べられるようになります。前歯の場合は見た目が重要なので、仮歯を入れます。奥歯や噛む箇所がない場合は、仮の入れ歯を作ることがあります。いずれにせよ必ず食事がとれるようにします。
インプラントをするのにCT撮影は必要ですか?
レントゲン撮影では、だいたいの骨の高さなど二次元的な情報がわかりますが実際の骨の厚みや凹凸がわかりません。当院では骨の固さや神経の位置など正確な判断をするために、すべての方にCT撮影をお願いしております。安全にインプラントを行う上でCT撮影は非常に重要なことです。
骨が少ない場合はどうするのですか?
インプラント予定部位に十分な骨がない場合、骨を造成することが出来ます。ただその場合費用や期間がかかるため、とりあえず骨が十分ある場所にインプラントをしたり、短いインプラントを用いたりするケースもあります。
喫煙がインプラントの成功率に影響すると聞いたのですが?
喫煙者ががん・心臓病・脳卒中・歯周病などの罹患率が高いことは知られています。喫煙からくる血管収縮・血流障害・白血球の機能障害などがマイナス因子となって、インプラント治療に悪影響を及ぼすそうです。喫煙者は非喫煙者より2倍近い失敗が見られたという研究結果の報告もあります。可能であればこの機会に禁煙されることをおすすめします。
インプラントは身体に影響はありませんか?
チタン製で表面処理されており、金属アレルギーも心配はいりません。手術の成功率も95%以上で、身体には何も問題はありません。
保険はきかないの?
保険外の自費治療です。尚、医療費控除が使えます。
お手入れはどうすればいいのですか?
長持ちさせるために、定期健診と正しいケアを行ってください。そして、最も重要なことは、毎日のお手入れです。指導された正しいブラッシング方法で磨き、4ヶ月に1 度は必ず定期健診を受けてください。定期健診では、ブラッシング指導や歯ぐきと噛み合わせチェックなどを行い快適な口腔内環境が維持できるようにします。
インプラントに保証期間はありますか?
当院では、10年間の保証期間を設けています。
保証を受けるには、4~6ヶ月に1度定期健診にご来院していただく必要があります。
インプラント手術は痛くないですか?
手術中は、麻酔を使用するので痛みは伴いません。
術後には鎮痛剤を服用していただくことで痛みを抑えることができます。
腫れませんか?
個人差がありますが、骨の移植を行ったり、多数本のインプラントを同時に埋入する手術をしなければあまり腫れることはありません。
インプラントの治療期間はどの位ですか?
上顎では2~4.5ヶ月、下顎では1.5~3.5ヶ月です。上顎と下顎では骨の質が違うのでこういう期間の違いがでてきます。上顎は皮質骨(外側の硬い骨)が薄くて、骨髄が粗い(密ではない)ので、インプラントがしっかり骨と結合するのに時間がかかります。もし、骨を作る手術を併用した場合は、上顎で最低4.5ヶ月、下顎で3.5ヶ月は要すると思ったほうが良いでしょう。
インプラントは何年ぐらいもちますか?
インプラントの成功基準は10年です。ですから10年は持たなければならないと考えてもよいと思います。実際1960年代に埋め込まれたインプラントが現在も機能しているという事実から、衛生状態が良ければ、長期間にわたって良好に機能することも可能です。
逆に手入れが悪いと、インプラントの寿命が短くなることも十分考えられますので、日ごろのお手入れが大切です。
インプラントができない人がいると聞きましたが?
年齢的には特に若年以外は問題ないのですが、全身的に例えば、血液疾患や免疫不全、化学療法を行っている方、精神神経症の方、妊娠中の方は避けた方がいいでしょう。その他、狭心症の方は最近1~2ヶ月間発作がなければ、インプラント治療は可能です。心筋梗塞をされた方は、発作後6ヶ月以上経過して、他に問題がなければ可能です。ただし十分な全身管理が必要です。高血圧症の方は最高血圧が160mmHg以上、最低血圧が100mmHg以上のどちらかの場合は高血圧の治療を優先した方がいいでしょう。糖尿病の方は、コントロールされているならば、インプラント治療が可能です。つまり、空腹時血糖値が140mg/dlへモグロビンA1cが6.5%以下であれば大丈夫です。
インプラントの手術は何歳ぐらいまでできますか?
インプラントの手術自体は、何歳になっても可能です。全身的に特に手術に影響するような病気などがなければ大丈夫です。病気もなくお元気であれば問題ないでしょう。逆に若い人の場合は、成長期を過ぎて、骨の成長変化がなくなった20歳前後からがよろしいでしょう。
良いインプラント医の見分け方を教えてください。
事前の説明が丁寧で希望や抱えている問題などの話を、しっかり聞いてくれること。金額が高額になることが多いので、長い保障期間(5年以上)で支払いに柔軟性があること。ある程度の症例数をこなして経験が豊富なこと。学会やセミナーなどで最新の情報を常に得ていること。などがあげられます。